清掃の2大要素「洗浄」

清掃の2大要素「洗浄」

Mu&MattinaのRyoです。お客様のお役に立てる情報や資格についてみんなで勉強しようと講座を検討しました。でもずいぶんペットは飼っていなかったし、何か客観的に皆さんに伝えられる情報をいろいろ考えた結果、衛生面について勉強してみようかなと思いました。
まだまだ途中ではありますが、ペットはもちろん生活の中でお役立ていただける情報をお伝えできればと思っております。まずは「洗浄」についてです。

清掃に大切な2つの要素

ワンちゃん、ネコちゃんと暮らしているととにかくいろいろと汚れると思います。 散歩、泥遊び、食べこぼし、いたずらなどなど…。

見た目の汚れを取ってあげることはもちろん最低限大切なことですが、汚れの中には「病原菌」が隠れていることもあります。
大切な家族が病原菌に侵されてしまうようなことがないよう十分注意が必要ですが、特に2匹以上飼っている場合やなつっこい子が家族やお友達とスキンシップをしたりするときに、もし病原菌が潜んでいたら大変です。

それにトイレやソファー、遊び道具などにも、汚れに病原菌が隠れていることがあります。
対象物に応じて適切に清掃する必要があります。

神経質になる必要はありませんが、ワンちゃんネコちゃんや周りの汚れには、常に気を配ってあげてください。

大切なペットをいつもきれいにしてあげるために大切なことは「洗浄」「消毒」です。
「消毒」は新型コロナの影響でかなり身近なものになったと思いますが、正しく行わないとまったく効果がないというようなこともあります。

洗浄と消毒1a

「洗浄」

ひとつめは洗浄。洗浄とはもちろん洗うことです。
皆さんはもちろん常日頃ペットを洗ってあげていると思いますが、特に注意しなければならない汚れは有機物系の汚れです。
つまり血液や粘膜、排泄物や組織片です。
こうした有機物系の汚れをしっかり落としていないと、細菌やウィルスなどの病原菌を有効に取り除くことができません。

洗浄はまず水洗いが基本です。 ブラッシングで洗ったり、しっかり落とすために高圧水での洗浄が必要な場合もあります。
また洗剤を使うことも多いでしょう。
こうした化学的洗浄は目的に応じた洗剤を選ぶことが重要です。
例えばキッチンで使われる洗剤は中性か弱アルカリ性のため、血液やたんぱく質系の汚れを落とすのには向いていません。
専用の洗剤を使う必要があります。


次回は「消毒」についてお話ししたいと思います。


わたしが書いています

Mu&mattinaのRyoです。遠い昔にうさぎさんを見送って以来ペットとのご縁がなかったですが、愛するペットと暮らす皆さまのお役に少しでも立てるべく勉強しております。