清掃の2大要素「消毒」

清掃の2大要素「消毒」

清掃に大切な2つの要素

Mu&MattinaのRyoです。清掃に大切な2つの要素として、今回は「消毒」についてお話ししたいと思います。

「消毒」

私たちの周りには細菌やウィルス、微生物などがたくさんあります。
その中には私たちにとって必要なものもありますが、時に恐ろしい病原菌、ウィルスなどが潜んでいることがあります。

目に見えない病原菌をなるべく減らすためには、しっかりとした消毒が必要です。 消毒は対象や消毒したい箇所や部位によって適切に行われないと、効果が出ないこともあります。

消毒には次の3つの方法があります。

消毒と洗浄2a

浸漬法

消毒したいものが入る容器に消毒液を適切に入れ、対象のものを完全に浸す方法です。

よく哺乳瓶などを消毒液に浸す方法ですね。
消毒薬と接触させるので非常に効果的ですが、完全に浸せなかったり、中に気泡などができていると不完全になってしまう場合があります。

清拭法

消毒液を布などに染み込ませて、表面を拭き取る方法です。

テーブルなどをアルコールで拭くことはよくありますね。
消毒液が十分染み込んでいなかったり、あるいは早く拭いて対象物との接触時間が短かったりすると、十分に効果が出ません。

散布法

消毒液をスプレー式の容器に入れて、散布する方法です。

市販の消毒液にはこのタイプが多いですね。
ただ散布しただけでは消毒液が付くところと付かないところができるので、前述の清拭法と併用することが一般的です。
皆さんもシュッシュッとした後で、布で拭いてますよね。

ただ乾いた布や消毒液以外で濡れた布で拭くと消毒液の接触時間が短くなってしまうので、あらかじめ拭く布にも消毒液をつけておくことをお勧めします。


※消毒には3つの方法と申し上げましたが、細長い管や容器などを消毒する灌流法というものもあります。
ただ通常は管なども浸漬法で消毒するのが多いようです。


今回は主な消毒についてご案内しました。
やはり衛生的に重要なのは消毒ですが、消毒の効果を最大に生かすポイントは洗浄にもあります。
次回には、対象物に応じた具体的な消毒について、お話ししたいと思います。


わたしが書いています

Mu&mattinaのRyoです。遠い昔にうさぎさんを見送って以来ペットとのご縁がなかったですが、愛するペットと暮らす皆さまのお役に少しでも立てるべく勉強しております。