シニアの入り口?3つのサイン
前回は、「シニアっていつから?」というお話でした。
今回は、そろそろシニアかな?と気づきやすい3つのサインです。
眼の変化
眼の老化がはじまると、動くものを目で追わない、薄暗いところで物にぶつかる、目の前にあるものに気づかない、といった行動の変化や、目が白っぽくなってきた、といった見た目の変化が見られるようになります。
聴覚・嗅覚がすぐれた犬や猫は、衰えてきた視覚を耳や鼻の力で補っている場合があり、私たちが気づきづらいこともあるようです。シニア期に入ったら、日々スキンシップをしたり話しかけたり、目の様子を観察することが大切です。
おかしいかな?と感じたら動物病院で早めに相談してみましょう。
チェックポイント
- 薄暗いところでぶつかることが増えてきた
- 目が白っぽくなってきた
- 前足で触ったり、絨毯などに擦り付けることが増えた
被毛の変化
犬も猫も、シニアになると毛量が減ったり、白髪になったり被毛にも変化が見られます。毛艶が悪くなったり、全体的にパサパサした感じになったり、皮膚も乾燥気味でフケが出ることもあります。
特に皮膚の乾燥については、痒さからかいてしまうと傷がつきやすくなってしまいますので、お家でお手入れする時はシャンプーや保湿(化粧水)に気を使ってあげましょう。
チェックポイント
- 抜け毛が増えた
- 毛艶がなくなってきた
- 白っぽい毛が増えた
- 皮膚が乾燥気味になった
耳の変化
「インターホンの音に吠えていたのに最近全然大丈夫」「大きい音がすると隠れちゃったのに最近どっしり構えて気にならないみたい」ということはありませんか?
また、耳を気にして体を揺らしたり、耳を擦り付けたり、気にしている様子はありませんか?
もしかしたら、耳の老化が始まったのかもしれません。
特に垂れ耳の犬種や、長毛猫は耳に注意。外耳炎の場合もありますので、早めに動物病院で相談してみましょう
チェックポイント
- インターホンやドアの音に反応しない
- 特に低い声での呼びかけに反応しない
- 耳を気にする仕草が増えた
日々の観察を大切に
どんなに健康な犬や猫にも、いずれシニア期がやってきます。
若い頃から、スキンシップをとったり、たまにはちょっと念入りにお手入れしたり... 早く変化に気づいてあげられるように心がけましょう。
わたしが書いています
Mu&mattinaのエムです。これまでお祭りですくってきた金魚やメダカ、どじょう、ベタといったお魚類、ヤモリ、ハムスターなどを飼ってきましたが、やっと念願のワンコ(牛柄アメコカ)を迎え、「ワンコのいる生活」を楽しんでいます。